日本のバイク乗りによる、 日本のバイク乗りのための バイク用品メーカー。
バイクを楽しむ「特別な時間」をより濃密に、もっと劇的に。
B+COMとパイオニア株式会社が追求したのは、バイクにおける音のあり方を再定義した「ライドオーディオ」の確立でした。目指したのは、エンジンの鼓動や風の音を、音楽と高め合う「演出」として共存させること。マフラーから発せられる排気音の中で、しっかり聞こえる音楽が景色の色彩を鮮やかに塗り替える。いつものツーリングは、あなたが主人公となる至高の「物語」へと変貌します。
オートバイ用インカムにおける音響設計は、走行時に発生する風切り音などの騒音因子と、ヘルメット内部に装着するという物理的制約の克服が常に求められてきました。これまでB+COMは、スピーカーユニットの構造や素材を磨き上げる「ハードウェア」の追求を続けてまいりましたが、小型ユニットの口径や容量の制限から、豊かな低音域の再生には物理的な限界が存在していました。
本製品では、このハードウェアの限界を拡張すべく、パイオニア株式会社が培ってきたソフトウェア技術を導入いたしました。
ライドオーディオにおけるパイオニア株式会社が培ってきた高度な信号処理技術のアプローチは以下の3つです。
その一つである 低音補強における「仮想低音増強技術」 は、不足している低音域に対して適切な「倍音成分」を付加することで、スピーカーの再生能力を超えた低い周波数の音を擬似的に体感させるものです。
特定の倍音成分を適切に付加することで、人間の聴覚特性に働きかけ、スピーカーの再生帯域を下回る低音を体感させる高度な信号処理です。従来のイコライザーによる過度な増幅とは異なり、音の歪みを排除しながら、クリアで芯のあるサウンドを実現しました。ハードウェアの枠を超え、かつてない音楽体験をライディングにもたらします。
波形の立ち上がりを制御し、低域のメリハリを強調します。
再生するオーディオ信号から輪郭強調成分を抽出し、元信号に加算します。走行騒音に阻害されて不明瞭に聴こえる音の明瞭感を保ちます。
スピーカーのいびつでフラットではない周波数特性を補正して、音のバランスを整えます。
B+COMの精緻な音響設計(ハード)を、先進のソフトウェア技術(ソフト)が緻密に補完・調整する双方向のアプローチにより、「ライディングを音楽が彩る」というコンセプトの追求を可能にしています。環境因子の中で本来の音色を明瞭に描き出し、走行体験そのものの質を再定義する。それこそが、オートバイに乗るための音楽環境「ライドオーディオ」という新たなジャンルの確立に他なりません。